【7月から】燃油サーチャージ再値上げ|欧州北米片道65,000円

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ANA・JALの燃油サーチャージが2026年7月発券分から再値上げ——2026年6月12日、両社が公式プレスリリースで欧州・北米線片道65,000円、ハワイ線40,400円という、過去最高水準の改定を発表しました。今回の改定は2026年7月1日〜8月31日発券分が対象で、政府の補助がなければさらに高額になっていたという背景があります。本記事では両社の具体的な金額・家族旅行への影響・今週中に発券すべき理由・JAL海外タイムセールとの組み合わせ戦略まで、ファクトチェック済みの情報のみで解説します。


今回の改定の概要|ANA・JAL両社が同日発表

基本情報まとめ

項目内容
適用期間2026年7月1日(水)〜8月31日(月)発券分
発表日2026年6月12日(ANA・JAL両社)
適用ゾーンゾーンT(25,000円基準)
前回基準ゾーンQ(22,000円基準)からの値上げ

ANA・JAL両社が同日に公式プレスリリースを発表し、両社足並みを揃えての再値上げとなりました。主要長距離路線(欧州・北米・ハワイ等)では両社とも同水準ですが、一部の近距離アジア・東南アジア路線では金額に違いがある点に注意が必要です。


改定の背景|本来はもっと高かった

算定の根拠

両社の公式発表によると:

「2026年4月から5月のシンガポールケロシン市況価格2カ月平均は、1バレルあたり178.21米ドル。同期間の為替平均1米ドル158.85円を乗じたシンガポールケロシン市況の円貨換算額は28,308円」

つまり、1バレルあたりの燃油コストの円換算額が28,308円に達したということ。これは過去最高水準であり、本来であれば「ゾーンW(28,000円基準)」が適用されるべき状況でした。

政府補助による軽減措置

しかし、政府による中東情勢を踏まえた緊急的激変緩和措置の補助が反映され、両社とも「ゾーンT(25,000円基準)」を適用——本来より3,000円分軽減された水準で抑えられました。

JAL公式プレスリリースの文言:

「政府からの中東情勢を踏まえた緊急的激変緩和措置の補助の効果を踏まえ、2026年7月から8月に発券される航空券に適用する燃油付加特別運賃は、ゾーン T(25,000円基準)の金額とします」

つまり、「値上げではあるが、政府補助のおかげで最悪の事態は回避された」というのが今回の改定の本質です。


7〜8月発券分の具体的な金額|ANA・JAL比較

日本発・1人・1区間・片道

路線ANAJAL
欧州・北米・中東・アフリカ・オセアニア・中南米65,000円65,000円
ハワイ・インド・インドネシア40,400円40,400円
タイ・シンガポール・マレーシア・ミャンマー等33,500円35,000円
グアム・パラオ・フィリピン・ベトナム・モンゴル22,500円22,500円
中国・マカオ・台湾・香港15,400円16,900円(東アジア線)
韓国・極東ロシア7,400円7,400円

主要長距離路線(欧州・北米・ハワイ等)は両社同額ですが、一部の近距離アジア・東南アジア路線では微差があります。特に東南アジア線でJALがANAより1,500円ほど高い点は、東南アジア旅行を計画している方には地味に効くポイントです。

マイル特典航空券利用時も同額負担

両社とも、ANAマイレージクラブ・JALマイレージバンクの特典航空券を利用する場合も同額負担となります(座席を使用しない2歳未満の幼児は適用外)。「マイルで予約すれば燃油代は無料」と思っている方は、認識を改める必要があります。


前回(5〜6月発券分)との比較

主要路線の値上げ幅

路線5〜6月発券分7〜8月発券分差額
欧州・北米(ANA・JAL共通)56,000円65,000円+9,000円
ハワイ(ANA・JAL共通)34,700円40,400円+5,700円
韓国6,500円7,400円+900円

往復ベースでの負担増

路線往復差額
欧州・北米+18,000円(片道9,000円×2)
ハワイ+11,400円(片道5,700円×2)

「片道1万円弱の値上げ」と聞くと小さく感じるかもしれませんが、往復・複数人での旅行になると、確実に家計に響く水準です。


家族旅行への影響|試算してみると深刻

家族4人でヨーロッパ往復の場合

燃油サーチャージのみの金額

  • 65,000円 × 2(往復) × 4人 = 520,000円

往復で1人13万円、家族4人なら燃油サーチャージだけで52万円。前回(5〜6月発券分)との差額だけでも+72,000円の追加負担です。

家族4人でハワイ往復の場合

  • 40,400円 × 2 × 4人 = 323,200円(前回比+45,600円)

燃油サーチャージだけで国内旅行1回分の予算が消える——これが今の現実です。

旅行予算全体への影響

航空券本体価格に燃油サーチャージと空港諸税を加えた「総額」で見ると、家族4人のヨーロッパ旅行ではエコノミークラスでも100万円超えが現実的です。「航空券は安く見えても、最終的に支払う額が想定の倍近くになる」というのが、現在の燃油サーチャージ高騰の本質。


本来適用されるべきゾーンWとの差

ゾーンW適用の場合の試算

もし政府補助がなく、本来のゾーンW(28,000円基準)が適用されていた場合:

  • 欧州・北米80,000円以上になっていた見通し
  • 今回の65,000円との差額約15,000円/片道
  • 往復約30,000円/人の差

つまり、政府補助のおかげで、家族4人の欧州旅行で約12万円分の追加負担を回避できているという計算です。

補助の継続見通しは不透明

ただし、この政府補助がいつまで続くかは未定9月以降の燃油サーチャージ動向は、補助継続の有無で大きく変わる可能性があります。中東情勢・原油価格・円相場の3要素が、引き続き燃油サーチャージ決定の重要なファクターです。


マイルで燃油サーチャージを回避できるか

結論:ANA・JAL特典航空券では同額負担

両社の公式発表で明記されている通り、ANA・JAL共にマイル特典航空券利用時も燃油サーチャージは同額かかります。「マイルで予約すれば燃油代は無料」というのは誤解です。

一部提携航空会社の特典航空券では回避可能

ただし、ワンワールド加盟のBritish Airways(ブリティッシュ・エアウェイズ)等の特典航空券では、燃油サーチャージが免除または大幅に低くなるケースがあります。マイルの活用戦略 を見直すなら、提携航空会社の特典航空券を使う発想も検討の価値ありです。

「マイル単価」の再評価が必要

燃油サーチャージが高騰している今、「マイル1枚あたりの価値」が変動しています:

  • 燃油代を払ってマイル発券:マイル価値は通常より下がる
  • British Airways等で発券:マイル価値は通常通り維持
  • 現金購入のセール運賃:マイル温存して別路線で使う選択肢

2026年5月から始まった燃油サーチャージ値上げ局面では、マイル戦略全体の見直しが求められます。


JAL海外タイムセールとの関係|今週中の発券で9,000円節約

タイムリーな組み合わせ戦略

現在、JAL海外航空券タイムセールが2026年6月21日まで開催中。このセール期間中に発券すれば、現行の5〜6月発券分のサーチャージ(欧州・北米56,000円)が適用されます。

6月21日までと7月1日以降の差

発券日燃油サーチャージ(欧州・北米・片道)
〜6月21日(JALタイムセール内)56,000円
7月1日〜8月31日65,000円
差額+9,000円/片道

「今週中(6月21日まで)に発券」するだけで、片道9,000円の節約ができる計算です。往復なら18,000円、家族4人なら72,000円の差。JALタイムセールと組み合わせた早期発券が、今できる最善の戦略です。

行動チェックリスト

  • [ ] 6月21日までにJAL海外タイムセールを確認
  • [ ] 2026年7月〜2027年3月の搭乗予定をリストアップ
  • [ ] 発券したい便がセール対象か確認
  • [ ] 6月21日23:59までに発券完了
  • [ ] 旅行保険付きクレジットカード でキャンセル時の補償を確保

9月以降の見通し|さらなる値上げの可能性も

次回発表の予定

2026年9月以降に適用される燃油サーチャージは、2026年8月に発表予定。決定要因は以下の3つ:

  1. 中東情勢:原油価格の上昇圧力
  2. シンガポールケロシン市況:直近2か月平均の動向
  3. 円相場:円安継続なら円貨換算額が上昇

政府補助の継続が鍵

最大の不確定要素は、政府補助の継続有無。緊急的激変緩和措置がいつまで続くかは現時点で未定です。補助が終了すれば、ゾーンW(28,000円基準)以上の本来水準まで一気に跳ね上がる可能性があります。

高止まりが続く可能性

現状の中東情勢・原油価格動向を踏まえると、当面は燃油サーチャージの高止まりが続くと考えるのが現実的。「いつ航空券を発券するか」は、これまで以上に重要な戦略判断になっています。


まとめ|燃油値上げ時代の賢い航空券戦略

ANA・JAL両社の2026年7月発券分からの燃油サーチャージ値上げは、「中東情勢・原油高・円安」の三重苦を背景にした、過去最高水準の改定です。

重要ポイントおさらい

  • 2026年7月1日〜8月31日発券分が対象(ANA・JAL両社が6月12日に発表)
  • 欧州・北米:65,000円(前回比+9,000円・両社同額)
  • ハワイ:40,400円(前回比+5,700円・両社同額)
  • 東南アジア線はANAとJALで微差あり
  • 政府補助でゾーンW→ゾーンT適用(本来より3,000円分軽減)
  • 両社ともマイル特典航空券でも同額負担
  • British Airways等の提携特典航空券では一部回避可能
  • 9月以降は補助継続有無で大きく変動の可能性

今できる賢いアクション

  1. JAL海外タイムセールを6月21日23:59までに発券で片道9,000円節約
  2. 2027年3月までの搭乗予定をリストアップして早期発券
  3. ANA・JAL燃油サーチャージ動向 を継続的にチェック
  4. British Airwaysなど提携特典航空券の活用検討
  5. 旅行保険付きクレジットカードでキャンセル時の補償確保

燃油サーチャージ高騰は当面続く可能性が高いため、「今のうちに発券する」「マイル戦略を見直す」という2つの軸で対応することが重要です。今週中の発券で家族4人なら7万2,000円の節約——この差は決して小さくありません。

旅行計画がある方は、6月21日23:59までのアクションで、賢く負担を軽減していきましょう。

※本記事は2026年6月14日時点のJAL公式プレスリリースANA公式燃油特別付加運賃ページに基づいています。最新情報は必ず公式サイトでご確認ください。

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