【6月15日で終了】アメックスのエティハド航空ポイント移行が廃止——残り37日でやるべきことと”代替移行先6選”を徹底解説

ANA

アメリカン・エキスプレスは、メンバーシップ・リワードからエティハド航空(エティハド・ゲスト)へのポイント移行を、2026年6月15日(月)23:59をもって終了すると発表しました。エティハドのビジネスクラスは中東経由ヨーロッパ線で人気があり、アメックスポイントを集中させていたマイラーにとっては、戦略の見直しを迫られる重要な改定です。さらに、エミレーツ航空も現在ポイント移行を休止中——アメックスの移行先選択肢が確実に狭まる中、本記事では6月15日までにやるべきこと代替移行先6選を移行レート付きで徹底比較します。


  1. 廃止の概要|2026年6月15日23:59が最終期限
    1. アメックス公式が5月5日頃に発表
    2. 残り37日のタイムリミット
    3. 移行レート(廃止前の最終条件)
  2. エティハド航空ゲストとは|中東を起点とした世界ネットワーク
    1. アブダビ拠点の中東系エアライン
    2. アライアンス非加盟だが提携は豊富
    3. ビジネスクラスは中東経由欧州線で人気
  3. 6月15日までにやるべきこと
    1. ① エティハドゲスト残高のマイル消化を検討
    2. ② アメックスポイントをエティハドへ最終移行
    3. ③ 移行する場合のタイムロス
    4. ④ 移行後はエティハド側のマイル有効期限を確認
  4. アメックスからの代替移行先6選|レート比較
    1. 代替移行先の比較表
    2. おすすめ移行先①|ANA(最高レート・1P=1マイル)
    3. おすすめ移行先②|ブリティッシュエアウェイズ(短距離特典でJAL便発券)
    4. おすすめ移行先③|シンガポール航空クリスフライヤー
    5. JALマイル直接移行は注意が必要
  5. アメックスの移行改悪トレンド|何が起きているのか
    1. エミレーツ航空も現在休止中
    2. ANA SKYコイン交換も一時停止
    3. アメックスプラチナの価値はどう変わるのか
    4. 旅行特典・コンシェルジュ・FHRは健在
  6. 今後のマイル戦略|アメックスポイント運用の見直し
    1. ステップ①|現在のポイント残高をチェック
    2. ステップ②|どの航空会社をメイン軸にするか決める
    3. ステップ③|エティハド残高があれば消化計画を
    4. ステップ④|マイルを「貯める」から「使う」フェーズへ
  7. まとめ|冷静な対応で次の戦略を

廃止の概要|2026年6月15日23:59が最終期限

アメックス公式が5月5日頃に発表

アメリカン・エキスプレス公式サイトで告知されている通り、メンバーシップ・リワードからエティハド航空へのポイント移行は2026年6月15日(月)23:59をもって終了します。

残り37日のタイムリミット

本日2026年5月9日(土)時点で、最終受付日まで残り37日。「エティハドにポイントを移行したい」「エティハドゲストでマイルを使いたい」という方は、6月15日までに必要な手続きを完了させる必要があります。

移行レート(廃止前の最終条件)

プラン移行レート
メンバーシップ・リワード・プラス未登録1,000ポイント→500マイル
メンバーシップ・リワード・プラス登録済1,250ポイント→1,000マイル
スカイ・トラベラー・カード2種類1,000ポイント→1,000マイル

ご自身がどのプランに該当するかを確認した上で、移行可否を判断しましょう。


エティハド航空ゲストとは|中東を起点とした世界ネットワーク

アブダビ拠点の中東系エアライン

エティハド航空は、UAE(アラブ首長国連邦)の首都アブダビを拠点とする航空会社。エミレーツ航空(ドバイ拠点)とは別企業で、混同しやすいので注意が必要です。

アライアンス非加盟だが提携は豊富

エティハド航空はスターアライアンス・oneworld・スカイチームのいずれにも非加盟。ただし多数のコードシェア・提携航空会社があり、ANA・JAL・ヴァージンアトランティック・エールフランスKLM等とのコードシェア便を運航しています。

ビジネスクラスは中東経由欧州線で人気

エティハドのビジネスクラス(Business Studios)は、中東経由ヨーロッパ線でコスパの高い選択肢として知られていました。アメックスポイントから移行したエティハドマイルで東京〜アブダビ〜欧州のビジネスクラス特典航空券を取る——という戦略が、廃止後は使えなくなります。


6月15日までにやるべきこと

① エティハドゲスト残高のマイル消化を検討

すでにエティハドゲストにマイル残高がある方は、廃止後もエティハド航空のマイレージプログラム自体は継続するため、マイル自体は失効しません(エティハドゲストの規約に基づく有効期限内)。

ただし、「アメックスからの追加移行はもうできない」点を踏まえて、必要なマイル数が貯まっているかを確認しましょう。

② アメックスポイントをエティハドへ最終移行

「あと少しでエティハド特典航空券に手が届く」という方は、6月15日23:59までに移行申し込みを完了させる必要があります。

③ 移行する場合のタイムロス

アメックスからの移行は最大2週間程度の処理期間が発生する場合があります。6月初旬までに申し込みを済ませると安心です。

④ 移行後はエティハド側のマイル有効期限を確認

エティハドゲストのマイル有効期限は、最後のマイル獲得・利用から18カ月。移行後は18カ月以内に使用する計画を立てましょう。


アメックスからの代替移行先6選|レート比較

エティハド廃止後の代替移行先を、メンバーシップ・リワード・プラス(年会費3,300円・プラチナは無料)登録の有無別に比較します。

代替移行先の比較表

移行先プラス未登録プラス登録時年間上限別途費用
ANA マイレージクラブ2,000P→1,000マイル1,000P→1,000マイル40,000マイル/年ANAコース年5,500円(プラチナは無料)
JAL マイレージバンク3,000P→1,000マイル2,500P→1,000マイル上限なしなし
シンガポール航空クリスフライヤー1,000P→500マイル1,250P→1,000マイル上限なしなし
カタール航空プリビレッジクラブ1,000P→500マイル1,250P→1,000マイル上限なしなし
ブリティッシュエアウェイズ エグゼクティブクラブ1,000P→500マイル1,250P→1,000マイル上限なしなし
エールフランスKLMフライング・ブルー1,000P→500マイル1,250P→1,000マイル上限なしなし

おすすめ移行先①|ANA(最高レート・1P=1マイル)

メンバーシップ・リワード・プラス+ANAコース登録で1,000P→1,000マイルは、アメックスの全移行先で最高レート。年間上限40,000マイルの制約はありますが、ANAマイルの活用法は豊富なため、最有力の選択肢です。

おすすめ移行先②|ブリティッシュエアウェイズ(短距離特典でJAL便発券)

BA Aviosoneworld加盟のため、JAL国内線・国際線の特典航空券として活用可能。羽田〜伊丹片道4,500 Aviosなど、短距離路線で特に効率が良いのが魅力。

おすすめ移行先③|シンガポール航空クリスフライヤー

シンガポール航空・スターアライアンス加盟社の特典航空券に使えるため、ANAマイル年間上限40,000マイルに到達した方の第二の選択肢として有用です。

JALマイル直接移行は注意が必要

JALマイレージバンクへの直接移行は、レートが業界最悪レベル。プラス登録時でも2,500P→1,000マイルで、ANAの2.5倍のポイントが必要になります。JALマイル目的なら、BA Avios経由の特典航空券発券の方が、実質的にお得なケースが多いです。


アメックスの移行改悪トレンド|何が起きているのか

エミレーツ航空も現在休止中

エティハド廃止と並行して、エミレーツ航空(エミレーツ・スカイワーズ)への移行も両社のシステム改修のため休止中となっています。中東2大エアライン両方への移行が事実上停止している状況です。

ANA SKYコイン交換も一時停止

さらに、ANA SKYコインへの交換も現在一時停止中。アメックスの移行・交換先の選択肢が次々と狭まっています。

アメックスプラチナの価値はどう変わるのか

アメックスプラチナの空港ラウンジ改悪携行品損害保険の終了、そして今回のエティハド移行廃止——アメックスの「マイラー向け価値」は2025〜2026年で確実に低下している印象です。

ただし、メンバーシップ・リワード自体の使い勝手や、ANA・JAL・BA等の主要移行先は引き続き利用可能。「プラチナの価値が完全に下がった」と判断するのは早計で、自分の使い方に合った移行戦略を練り直すフェーズに入ったと考えるのが冷静な見方です。

旅行特典・コンシェルジュ・FHRは健在

アメックスプラチナの強みはマイル移行だけではありません。FHR(ファイン・ホテル・アンド・リゾート)24時間コンシェルジュ家族カード4枚無料プライオリティパスセンチュリオンラウンジは引き続き利用可能。「総合的なトラベル特典カードとしての価値」は十分に維持されています。


今後のマイル戦略|アメックスポイント運用の見直し

ステップ①|現在のポイント残高をチェック

メンバーシップ・リワードのポイント残高と、プラス登録の有無を確認。プラス未登録の方は登録を検討することで、移行レートが大幅にアップします(プラチナは無料登録)。

ステップ②|どの航空会社をメイン軸にするか決める

  • 国内利用が多い→ANA(最高レート・年間上限あり)
  • 海外含む大量移行→BA Avios・シンガポール航空(年間上限なし)
  • JAL便を使いたい→BA Avios経由でJAL特典発券

ステップ③|エティハド残高があれば消化計画を

エティハドゲストにマイルが残っている場合、18カ月以内の使用計画を立てるのが優先タスク。

ステップ④|マイルを「貯める」から「使う」フェーズへ

2025年6月のANA特典航空券改定もあり、マイル価値の最大化はこれまで以上に難しくなっています。「ローシーズン狙い・片道発券・スタアラ加盟社特典航空券」など、最新の活用テクニックはANAマイル使い方ランキングで詳しく解説しています。


まとめ|冷静な対応で次の戦略を

アメックスのエティハド航空ポイント移行廃止は、マイラーにとって戦略見直しのきっかけとなる重要な変更です。

今すぐやるべきこと

  • [ ] エティハドゲスト残高を確認
  • [ ] アメックスからの最終移行が必要か判断
  • [ ] 6月15日までに必要な手続きを完了
  • [ ] 代替移行先(ANA・BA Avios・シンガポール航空等)の戦略を再構築
  • [ ] メンバーシップ・リワード・プラス登録の有無を再検討

「またアメックスが改悪した」と嘆くだけではなく、自分の使い方を最適化するのが賢明です。アメックスの強みはANAマイル最高レート・FHR・コンシェルジュ・トラベル特典の総合力にあり、これらは引き続き健在。移行先1社の廃止で慌てる必要はないというのが冷静な判断です。

6月15日23:59まで、まだ時間はあります。本記事を参考に、自分のマイル運用を見直してみてください。次の旅でも、賢くポイントとマイルを活用していきましょう。

※本記事は2026年5月9日時点のアメリカン・エキスプレス公式発表に基づいています。最新の詳細はアメックス公式メンバーシップ・リワードページで必ずご確認ください。

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