【2026年11月以降に延期】ANA THE Room FX搭載B787-9の受領スケジュールと就航路線の最新情報

📢【2026年7月29日 最新情報】THE Room FX搭載 B787-9の受領時期が延期!

当初:2026年8月以降受領予定

変更後2026年11月以降受領予定(約3ヶ月の遅れ)

理由:各種承認プロセスに時間を要しているため
発表元:ANAホールディングス 2026年度第1四半期決算会見(2026年7月29日)


詳しくは記事内の 【2026年7月29日速報】THE Room FX搭載787-9の受領が2026年11月以降に延期 をご確認ください。

2026年4月18日、ドイツ・ハンブルクで開催された航空機内装品展「AIX 2026」。ANAとボーイングが交わした1本の契約が、これからの国際線ビジネスクラス体験を根本から塗り替えようとしています。ボーイング787-8が21機、787-9が16機、合計37機の客室全面改修——そして主役は、777-300ER専用だった個室ビジネスクラス「THE Room」を787向けに最適化した「THE Room FX」。SFC修行中の読者にも、マイルで特典航空券を狙う層にも、これは見逃せないニュースです。何が変わるのか、いつ体験できるのか、詳しく解説します。


【2026年7月29日速報】THE Room FX搭載787-9の受領が2026年11月以降に延期

📢 このセクションは2026年7月29日のANAHD第1四半期決算会見を受けて追記しています。

楽しみに待たれていたTHE Room FX搭載ボーイング787-9の受領時期が、当初予定より約3ヶ月遅れることが発表されました。ANAホールディングスが2026年7月29日に開催した第1四半期決算会見の中で明らかにしたもので、これに合わせて2026年度の機材導入計画全体にも影響が及んでいます。

延期の詳細

ANAホールディングス第1四半期決算会見(2026年7月29日)で発表された最新情報:

項目内容
発表日2026年7月29日
発表元ANAホールディングス 2026年度第1四半期決算会見
当初予定2026年8月以降受領
新しい受領時期2026年11月以降受領
延期期間約3ヶ月
延期理由各種承認プロセスに時間を要しているため
2026年度受領計画3機の受領計画は維持(2026年11月〜2027年3月中に3機受領見込み)

「機数計画自体は維持されている」という点は重要な救いです。「遅れはしたが、確実に受領する」——これは、ボーイング社の製造・認証遅延に振り回されている業界全体の中では、比較的マイルドな対応と言えます。

同時に発表された他機種の遅延状況

7月29日の決算会見では、THE Room FX搭載787-9以外にも複数の機種で遅延が発表されました:

ボーイング737-8

項目内容
当初予定2026年6月以降受領
新しい受領時期2026年10月以降受領
遅延理由世界初のユニバーサル仕様トイレの導入に伴う承認プロセスの遅れ

ボーイング777-9

項目内容
ローンチカスタマー受領2026年度第4四半期以降
ANAの受領時期2027年度下期以降
遅延理由メーカー(ボーイング)側のスケジュール遅延

業界全体の課題

ボーイング社の製造・認証プロセスの遅れは業界全体で続いている問題です。ANAだけの問題ではなく、世界の航空会社が同様の課題に直面しています。認証プロセスの厳格化・製造工程の見直しなど、ボーイング社が抱える構造的な要因が背景にあります。

THE Room FX就航への影響

受領延期が就航スケジュールに与える影響:

  • 受領が11月以降になることで、2026年内の就航路線投入は限定的になる見通し
  • 当初期待されていた「2026年秋以降の長距離路線投入」2026年冬ダイヤ以降にずれ込む可能性
  • 想定される初期就航路線(羽田〜ミラノ・バンクーバー等の中長距離路線)のスケジュールも後ろ倒し
  • THE Room FXへの搭乗を計画している人は、2027年以降に期待するのが現実的

「今すぐ乗れる」という期待は、残念ながら現実的ではなくなりました。2027年以降の本格的な就航拡大を待つのが賢明でしょう。

THE Room FXの基本スペック(改めて確認)

改めてTHE Room FXの基本仕様を整理します:

項目内容
シート名THE Room FX(FX = Future eXperience
搭載機材ボーイング787-9
座席構成3クラス206席(ビジネス48席・プレミアムエコノミー21席・エコノミー137席)
ビジネスクラス配置ドア付き個室型・椅子・ソファ・ベッドの3スタイル切り替え可能
開発Safran Seats社(フランス)・Acumen Design Associate社(イギリス)と共同開発
受賞Crystal Cabin Award 2026 キャビンコンセプト部門最優秀賞
全クラス刷新プレミアムエコノミー・エコノミークラスも新シートを採用
モニター24インチHDモニター(ビジネスクラス)
充電ワイヤレス充電・USB Type-A/Type-C対応
導入計画新造機3機+改修機16機の計19機(中長期)

THE Room(現行)とTHE Room FX(新型)の違い

現在運航中のTHE Room(B777-300ER搭載)との違いを整理:

項目THE Room(現行)THE Room FX(新型)
搭載機材B777-300ERB787-9
座席数B777-300ER搭載分206席構成(ビジネス48席)
シートスタイルフルフラット個室椅子・ソファ・ベッド3スタイル
ドアスライドドア付きドア付き個室(Future eXperience仕様)
モニター個室内モニター24インチHDモニター
充電USB電源ワイヤレス充電・Type-C対応
就航時期2019年〜(現行)2026年11月以降(受領後)

THE Room FXは「THE Roomの快適性を継承しつつ、787の機体幅に最適化」された次世代シート。「椅子・ソファ・ベッド3スタイル」の切り替えは、業界内でも先進的な設計です。

搭乗を狙う方法(2026年11月以降)

延期はあれど、いずれ乗れるようになります。受領開始後にTHE Room FXに搭乗するための実践的な方法

① ANA公式サイトで機材コードを確認

予約時に機材コード「787(新仕様)」の便を確認します。新仕様と旧仕様は機材コードで区別できるため、予約画面で機材情報を確認する習慣をつけましょう。

② フライトレーダー24で新受領機の飛行状況をウォッチ

受領された新造機の登録記号を追うことで、投入路線のパターン予測が可能になります。THE Room FX搭載機の登録記号は受領時に公表される見込みです。

③ ANAマイル特典航空券でのビジネスクラス搭乗

THE Room FXビジネスクラスの正規運賃は数十万〜100万円クラスですが、ANAマイルの特典航空券を活用すれば大幅にお得になります。羽田〜欧州往復ビジネスクラスの特典航空券は、通常85,000〜145,000マイル程度——マイルを貯めておく価値は絶大です。

ANAマイルの貯め方 を今のうちから見直し、ANAカードで日常決済を集中させて、THE Room FX就航時に備えるのが賢明な戦略です。


まとめ|今後のスケジュール

受領・就航スケジュール(2026年7月29日発表時点)

時期内容
2026年7月29日ANAHD第1四半期決算会見で延期発表
2026年11月以降THE Room FX搭載787-9の受領開始(予定)
2026年度内(〜2027年3月)3機受領完了予定
2026年冬ダイヤ以降長距離国際線への段階的投入開始(見込み)
2027年以降長距離国際線への本格投入が進む見通し

楽しみに待っていた分、残念な延期だが

楽しみに待っていた分、残念な延期ですが、以下の点は前向きに捉えられます:

  • ボーイング社の製造遅延は業界全体の問題——ANAだけの問題ではない
  • 機数計画(3機)自体は維持されている
  • 11月以降の就航路線発表に期待できる
  • THE Room FXの完成度が承認プロセスで高まっている可能性も
  • 業界全体の安全水準を守るための正しい判断

「11月以降の就航路線発表に期待しよう」——これが、7月29日の延期発表を受けた最良のマインドセットです。

今やるべきこと

  • ANA公式THE Room FXページ を定期的にチェック
  • ANAマイル を今のうちから積み上げてビジネスクラス特典航空券に備える
  • アメックスプラチナ のANAマイル移行機能を活用
  • フライトレーダー24でANA新規受領機の登録記号をウォッチ
  • 2027年以降の海外旅行計画にTHE Room FX搭乗を組み込む

「延期は残念だが、承認プロセスの厳格さは安全への信頼」——これが、日系航空会社の質を担保する重要な要素です。次の朗報を待ちながら、マイルを積み上げていきましょう

※本記事は2026年7月29日時点のANAホールディングス第1四半期決算会見およびANA公式THE Room FXページ情報に基づいています。最新情報は必ず公式サイトでご確認ください。

【結論先出し】AIX 2026で何が決まったのか

契約の全体像

2026年4月18日、ボーイングとANAが締結した契約の中身は以下の通りです。

項目内容
契約締結日2026年4月18日(現地時間)
発表の舞台AIX 2026(ハンブルク/航空機内装品展)
対象機材ボーイング787-8 × 21機/787-9 × 16機
合計37機
改修内容全クラスに新シート導入+客室内装の全面刷新
ボーイングの役割改修に必要な部品キットと技術支援の提供

ANAは「長期計画にとって重要」とコメントしており、この契約を単なるリフレッシュではなく、中型機フリートの次の10年を決める戦略投資と位置づけています。

航空ファン垂涎の”全クラス刷新”

注目すべきは「全クラスに新シート導入」という文言。ビジネスクラスだけでなく、プレミアムエコノミー・エコノミーまで含めて一気に刷新されます。中型機の全クラス同時刷新は異例の規模で、“国際線の乗り心地がまるごと変わる”というレベルの話です。


THE Room FXとは何か|777の個室体験を787に凝縮

777-300ER「THE Room」の正統進化系

THE Roomは、2019年8月に就航した777-300ERの新仕様機で初登場したANAの個室ビジネスクラス。スライドドア付きの完全個室空間と、ビジネスクラスでは異例のゆとりある座席設計で、世界の航空賞を多数受賞した代表作です。

その快適性を中型機787の機体幅に最適化したのが「THE Room FX」。名称の「FX」は“Future Experience”の略で、”次世代の搭乗体験”を意味します。ANAが中型機向けのビジネスクラスを刷新するのは約10年ぶりで、業界でも大きな注目を集めている一大プロジェクトです。

座席構成の詳細

THE Room FX機材の座席構成は以下の通り。

  • ビジネスクラス:48席(新個室シート「THE Room FX」)
  • プレミアムエコノミー:21席
  • エコノミークラス:137席
  • 合計206席(3クラス)

既存機と比較してエコノミークラスが1列9席分減少するのみで、大幅な座席数減を伴わない現実的な設計。利益構造と快適性のバランスが絶妙に取られています。

シート・ソファ・ベッドの3スタイル

THE Room FXの最大の特徴が、「シート」「ソファ」「ベッド」の3スタイルを自在に切り替えられる構造です。

  • シート:通常の着席姿勢
  • ソファ:背もたれが最初からリクライニング形状で、くつろぎの姿勢
  • ベッド:レッグレストを水平にしてフルフラット化

777のTHE Roomと同等の快適性を、ひとまわり小さい787の機体幅で実現するために、シートの前後配列を互い違いにする”スタッガード方式”を採用。これにより1人あたりの占有面積を広げつつ、個室感覚を最大化する設計になっています。

個人モニター・ディテール

個室感を支えるのは座席構造だけではありません。大型の個人モニター、高品質な遮音設計、充電環境の強化、収納スペースの工夫——長時間フライトで”疲れない”ことに徹底的にこだわった設計思想が随所に現れます。


導入スケジュール|いつ、どの機材で乗れるのか

2026年度:新造機3機からスタート

初めてTHE Room FXが飛ぶのは、2026年度に受領する新造787-9の3機から。ANAHD芝田社長は1月時点で「8月に初受領」と明言しており、2026年8月が航空史に残る月になる可能性があります。

2027年度:既存の長距離国際線仕様機16機を改修

続いて2027年度から、既存の787-9・長距離国際線仕様機16機の改修がスタート。新造3機+改修16機で計19機のTHE Room FX装備機体制が構築される計画です。

787-8の21機は国内線・中距離国際線向け改修

今回の新契約で明らかになった注目ポイントが、787-8の21機が対象に含まれていること。787-8は主に国内線・中距離国際線で運用されており、「長距離国際線だけでなく、国内線・中距離線のビジネスクラスも刷新する」という強いメッセージが込められています。

契約機材の時系列まとめ

時期対象用途
2026年8月〜新造787-9 × 3機長距離国際線
2027年度〜既存787-9 × 16機改修長距離国際線
2026年4月18日契約締結787-8 × 21機・787-9 × 16機国内線〜国際線全般

SFC修行派・マイル旅行派に与える影響

「改修済み機材に当たるか」で体験が天地ほど変わる

ここからが本記事の核心。SFC修行中の方、マイルで特典航空券を狙う方にとって、今回の改修はフライト体験の質を決定づける変数になります。

従来の787ビジネスクラスは、国際線とはいえやや窮屈で、「乗り心地は777-300ERに劣る」と評されてきました。THE Room FXが導入されると、787でも777並みの個室体験が得られる。これは特典航空券で中距離路線を狙う層にとって、同じマイル数で得られる価値が倍増することを意味します。

修行で乗るなら”改修済み機材”を狙いたい

SFC修行の幹線(羽田⇔那覇など)は777運用が基本ですが、国際線区間を組み込む修行パターンや、地方⇔羽田で787を使うケースでは、改修済み機材に当たれば修行のモチベーションが跳ね上がるのは確実です。

特典航空券を計画する際のヒント

マイルでビジネスクラスを確保する派にとっても、2026年後半〜2027年以降は「どの便がTHE Room FX装備機で運航されるか」が特典航空券の価値を左右する時代になります。同じアジア往復ビジネスでも、THE Room FXの便を引き当てれば体験価値は段違いです。


改修済み機材の見分け方|予約前にできる3つのチェック

① ANA公式の機材タイプ表示で確認

ANA公式サイトの予約画面や運航便詳細ページには、機材タイプ(「787-9」「777-300ER」など)と座席マップが表示されます。THE Room FX装備機は通常の787-9座席マップと異なり、前後互い違い配列のビジネスクラスが確認できるため、座席マップを開くだけで判別可能です。

② Flightradar24で機体番号を追跡する

Flightradar24などのフライト追跡アプリで、特定の便名を継続的にチェックし、どの機体番号が入っているかを観察する方法。THE Room FX装備機の機体番号はANAから順次公表されるため、SNSやマニア系サイトで機体番号リストを入手しておくと予約の決め手になります。

③ ExpertFlyerなどで座席マップを事前確認

上級テクニックとしては、ExpertFlyerなどの航空情報サービスで、予約便の座席マップを事前に取得する方法。プロの旅行者が愛用するツールで、機材仕様の変更まで追跡できます。

注意点:機材変更のリスク

航空便は運航前日や当日に機材変更される可能性があります。「THE Room FX狙いで予約したのに、直前変更で普通仕様機になった」という事態も起こり得るため、あくまで”引き当てたらラッキー”のスタンスで構えるのが精神衛生上は無難です。


なぜ今、この改修なのか|背景にある3つの戦略

① 国際線競争の激化

A380など超大型機が頭打ちになる一方、787・A350クラスの中型機の役割が急速に大きくなっています。THE Room FX導入で、ANAは「中型機でも最上級の体験」を提供し、国際線市場での競争力を維持する戦略です。

② ビジネスクラス需要の構造変化

コロナ禍以降、ビジネス出張需要の回復と並行して”プレミアムレジャー”需要が急増。高付加価値客室への投資は、現在の航空業界で最もリターンが見込める分野の1つです。

③ ボーイングとのデジタル連携強化

今回の改修契約は、ボーイングのデジタルサービス分野との連携延長でもあります。2026年シンガポール航空ショーで更新された「AHM(Airplane Health Management)」契約など、機体の予知保全とキャビン改修をセットで進める戦略が鮮明です。


まとめ|「どの便に乗るか」の戦略が、2026〜2027年のフライトを決める

2026年4月18日のAIX 2026で締結されたANA 787の37機改修契約は、単なるシート交換の話ではありません。777の個室体験が中型機787にまで広がることで、国際線ビジネスクラスの標準体験そのものが引き上げられる歴史的な改修です。

初号機は2026年8月就航予定、改修機は2027年度から順次導入、最終的には計19機のTHE Room FX装備機体制。中距離・国内線用の787-8 21機も新シートで刷新されます。向こう3年間、ANAの中型機に乗るたび「改修済みか未改修か」で体験が大きく変わる時代が来ます。

SFC修行中のあなたへ

最後に、SFC修行の最中でこの記事にたどり着いた方へメッセージを。

修行は孤独で、消耗戦です。羽田⇔那覇を何度も往復し、ラウンジで一息つきながら「なぜ自分はここまでして…」と考える夜もあるはず。でも、修行の先に待っている世界がTHE Room FXのような上質空間を前提にしたものへ変わると思うと、今のフライトが少し楽しみになりませんか。

SFC会員になれば、改修済み機材の国際線特典航空券を取りやすくなります。マイル資産を着実に育てながら、修行を完走し、2026〜2027年に降臨するTHE Room FX装備機を自らの力で引き当てる——それが、修行の終わりに用意された最高のご褒美になるはずです。

次のフライトで座席に沈み込む時、この記事のことを思い出してください。そしてふと機内を見回した時、前後互い違いに並ぶ個室シートが目に入ったら、今日はあなたのラッキーデーです。